愛知県の空き家対策は相談窓口の設置から解体ローン補助まであります!

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愛知県の空き家について


日本の三大都市圏の一つに含まれ、県都名古屋市を中心に栄えている愛知県。

2005年には愛知万博(愛・地球博)が開催され、当時のメイン会場だった記念公園に、人気アニメ映画の制作会社がテーマパークを建設予定とのニュースも先日報道されたばかりです。

そんな活気がある愛知県でも、全国の他の自治体同様に空き家問題を抱えていて、様々な対策に取り組んでいるそうですよ。

果たして、どんな取り組みが行われているのでしょうか?



愛知県の空き家に関する問題はどんなことがある?


愛知県が行っている空き家対策をご紹介する前に、まずは空き家に関する問題としてどんなことがあるのか見てみましょう。

 

人口


愛知県では、2010年時点での75歳以上の後期高齢者の割合が全人口の8.9%でした。

それが2025年には、15.9%にまで上昇すると予測されています。

後期高齢者が増えるということは、家を適切に管理できる人が減ってしまい、同時に空き家が増える一因にもなるのです。

ちなみに、愛知県では2つのケースで2060年までの人口推移を想定していますが、どちらのケースでも2020年をピークに減少するとの見込みです。

 

世帯数


愛知県では、人口は2020年をピークに減ると予想していますが、世帯数は2025年までは増加するとの見込みです。

ただ、それ以降は緩やかに減少していく想定なので、このままだと空き家の増加は避けられないかもしれません。

なお、一世帯あたりの人数は、1980年以降下がり続けているそうですよ。

 

空き家率


2013年に実施された住宅・土地統計調査によると、愛知県全体の空き家率は12.3%でした。

しかし、自治体別で見てみると6つの自治体で空き家率が15%を超えていたそうです。

その中には、県庁所在地の名古屋市の行政区(西区/15.1%、瑞穂区/15.7)もあり、空き家問題は都心にも迫っていることが分かりますね。

なお、この時一番空き家率が高かったのが南知多町で、ここは愛知県唯一の20%超(21.7)だったそうです。



愛知県の空き家対策① 相談窓口の設置


愛知県では、県内の各自治体に空き家に関する相談窓口を設置しています。

「空き家を所有していて処分したいけど、何から始めていいか分からない」

「空き家を放置すると税金が高くなるって聞いたけど本当?」

「近所にずっと放置されたままの家があるんだけど…」

など、空き家に関する困りごとや悩みを受け付けています。

 

空き家を含めた不動産に関する知識や法律は難しいポイントが多く、家族や親戚・友人など、身近で相談できる人も少ないですよね。

相談窓口では、不動産に詳しい担当者が丁寧に答えてくれるので、処分や活用についてどうしたら良いのかヒントを見つけることができるはずですよ!



愛知県の空き家対策② 空き家バンクの設置


空き家対策の取り組みの定番といえば、やはり空き家バンクですよね。

愛知県内では、20185月時点で16市町村に空き家バンクが設置されていて、空き家の活用を介して地域の活性化を進めています。

 

なお、名古屋市では現状空き家バンクを設置していませんが、いずれ導入を予定しているそうですよ。

名古屋市内で空き家を所有している人は、今後の市の対策をぜひチェックしておきましょう!

 

参考資料:名古屋市空家等対策計画



愛知県の空き家対策③ その他の取り組み


ここまでは、相談窓口の設置や空き家バンクを取り上げましたが、その他にもこんな取り組みが行われていますよ。

 

豊橋市

・空家利活用改修費補助金…空き家バンク登録済+賃貸契約や売買契約済の物件の改修費を一部補助する制度。

・豊橋市空家解体促進費補助金…市内にある1年以上未使用の木造住宅の解体費用を一部補助する制度。

 

春日井市

・空き家解体ローン利子補給…空き家解体時、春日井市が指定する金融機関のローンを利用した場合の利息を一部助成する制度。

 

日進市

・日進市空家バンク定住促進リフォーム補助金…市外から転入してきた人が、日進市の空き家バンク登録済物件を購入してリフォームする時の費用を一部補助。

・ぷらっとホーム…地域の憩いの場として利用できる物件の募集(運営は市から委託を受けた地域団体や民間団体が実施)

 

一宮市

・マイホーム借上げ制度の推進…50歳以上のシニア世帯が、住み替えによって空き家となった家を子育て世帯へ貸し出す制度。

※運営は一宮市ではなく、一般社団法人 移住・住みかえ支援機構(JTI)が行う。

 

ご紹介した事例はほんの一部ですが、空き家のリフォームや解体にはそれなりにお金がかかりますよね。

それを行政が一部でも負担してくれるなら、空き家を所有している人やこれから住む人にとって嬉しい取り組みではないでしょうか。

詳しくは、愛知県の空き家に関する情報をまとめた『あいち空き家管理・活用情報』をぜひご覧ください!



まとめ


三大都市圏の中心都市として機能する名古屋市がありながらも、決して楽観視できない空き家問題を抱えている愛知県。

ですが、県や各市区町村の努力、そして空き家所有者が問題解決に前向きに取り組むことによって、今後は少しずつでも改善されていくかもしれませんね。

現在、愛知県内で空き家をどうしようか迷っている人は、各自治体の情報や取り組みをぜひチェックしてみてくださいね!