東京でも増えている空き家バンクの取り組み内容を知っていますか?

カテゴリ:
ニュース
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

皆さんは『空き家バンク』という言葉を聞いたことがありますか?

以前、空き家問題を解決する方法の一つとしてご紹介しましたが、空き家を持っている人が移住などで安く住める家を探している方に対して、物件を紹介するシステムが空き家バンクです。

ここ数年は、多くの自治体で空き家バンクの取り組みが行われていて、実は東京でもいくつかの自治体が行っているんですよ。

「あんなにたくさんの人が住んでいる東京で空き家バンク?」と、ピンと来ない人もいるかもしれません。

今回は、東京で空き家バンクを行っている自治体と、その内容をご紹介します!


奥多摩町



東京の空き家バンク どこで行われている?


201821日現在、東京都の人口は1,300万人以上となっていて、その数は堂々の全国1位です。

政治や経済など、あらゆる面で日本の中心として機能している大都会であり、これだけの人が住んでいる東京で空き家バンクが行われているのは、ちょっと想像つかないかもしれません。

しかし、東京都西部の奥多摩と呼ばれる地域や離島では、人口の過疎化で空き家が目立つようになっているところもあるのです。

「このままだとさらに空き家が増え、いつかはゴーストタウン状態になってしまうかもしれない…」

そういった不安を取り除き、田舎への移住希望者に対して格安で空き家を提供することで、人口増加と空き家解消を目指す自治体が増えつつあるのです。

なお、2018年現在は、主に以下の自治体で空き家バンクの取り組みが行われていますよ。

 

・西多摩郡奥多摩町

・西多摩郡檜原(ひのはら)

・新島(にいじま)

・大島町

・青梅市

・大田区

 

上記の自治体のうち、大田区以外は全て多摩地域や島嶼(とうしょ)部と呼ばれる地域です。

多摩地域や島嶼部は、東京都心部から遠く離れているため、生活利便性を考えて都心または都心近くに住むために出ていく人が多いようです。


 

東京都で実際に行われている空き家バンクの内容は?


では今度は、実際に各自治体がどんな空き家バンクを行っているのか、その内容を見てみましょう。

 

・西多摩郡奥多摩町…奥多摩町若者用空家バンクの実施

 

35歳以下の一人暮らし世帯』『45歳以下の夫婦世帯』『両親が50歳以下で中学生以下の子どもがいるファミリー世帯』のいずれかにあてはまる世帯を対象とした定住支援。

 

・西多摩郡檜原村…定住促進空き家活用事業

 

村内に登録されている空き家を購入または借りる人で、檜原村へ移住する人を対象に、移住費用や空き家の改修費用・空き家の家財道具処分費用などを一部補助する取り組み。

 

・新島村…空き家バンクのマッチング

 

村内にある空き家の所有者と、空き家を探している借り手がそれぞれ情報を登録し、マッチングできるよう行う。

マッチング後の契約は、村指定の不動産事業者が仲介役となって行う。

 

・大島町…空き家バンクのマッチング

 

支援内容は新島村とほぼ同じだが、交渉と契約は物件所有者と利用希望者が直接行うか、不動産事業者を仲介役とするいずれかの方法がある。

 

・青梅市…空き家バンクのマッチング

 

青梅市内の空き家を貸したい・売りたいと希望する人が市へ申請し、居住可能と判断された物件情報を市のホームページで公開。

また、空き家を借りたい・買いたいと希望する人は、公開されている物件情報を確認後、青梅市の空家バンク利用受付専用電話へ連絡する。

 

・大田区…空家活用情報

 

居住用の他、地域のコミュニティスペースとして提供したい・利用したい方向けのマッチングサービスを行う。

 

上記のように、一口に空き家バンクといっても、自治体によって支援内容が結構違うことが分かりますね。

 


東京の空き家バンク 奥多摩町と檜原村の支援内容に注目!


先ほどの例では、多くの自治体が空き家所有者と居住希望者のマッチングをメインに行っていましたが、奥多摩町と檜原村では、それ以外の支援も手厚く行われています。

以下に、その内容をまとめてみました。

 

奥多摩町の支援内容

 

・若者定住支援に該当する世帯が、住宅の新築・増築・改築・購入のいずれかを行った場合、最大200万円分を補助(※事業費用が50万円以上の場合に限る)

 

檜原村の支援内容

 

・先に紹介した、移住費用や空き家の改修費用・空き家の家財道具処分費用の補助の他、新築住宅を建てるための空き家解体費用の一部補助する。

 

奥多摩町と檜原村は、移住した人達がその後も暮らしやすいように、生活環境を整えるための取り組みも行っています。

確かに、空き家の改修や解体して新築住宅を建てるための費用は結構大きな負担なので、それを自治体が補助してくれるのは助かりますね!

『東京の田舎暮らし』に憧れる人は要チェックです!


 

まとめ


日本の首都といえども、都心部から離れた地域では過疎化が進むところも多い東京都。

しかしこうした地域は、自然が豊かでのんびりとした暮らしを送れる魅力があるところでもあります。

また、空き家は相場より安い金額で借りたり買ったりできるので、移住にかかるコストを少しでも抑えたい人にもピッタリです!

東京郊外で空き家の活用法に困っている人や、空き家を探して移住を計画している人は、ぜひ気になる地域の空き家バンク情報をチェックしてみてください。