家の売却査定はどこを見る?空き家の査定を少しでも良くするには

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家の売却査定はどこを見る?空き家の査定を少しでも良くするには

「空き家を売りたい」と思ったときに、いくらで売り出せば良いのか悩むところでしょう。
一般的に、売却価格は不動産会社の査定額を参考に決めます。
では、不動産会社の売却査定では、どこを見て価格を決めているのか気になりますよね。
そこで今回は、空き家の売却を検討中の方に向けて、売却査定のポイントを解説します。
ぜひ、参考までにご覧ください。

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空き家の売却査定のポイント①不動産会社の選び方

空き家の売却査定を依頼するときは「どの不動産会社に依頼すれば良いか」と悩むところでしょう。
人それぞれ得意分野があるように、不動産会社にも会社ごとの得意分野があります。
たとえば、一戸建ての売買を得意とする会社もあれば、マンションの売買を得意とする会社もあります。
空き家の売却査定を依頼するなら、一戸建ての売買や空き家の売買の仲介をよくおこなっている不動産会社が向いているでしょう。
不動産会社の得意分野については、その会社のホームページを見るとわかります。
不動産会社によっては、取引実績を載せているところもありますので、そこから判断すると良いでしょう。
また、売却査定の依頼は1社だけではなく、複数社に依頼するのがおすすめです。
それは、不動産会社によって査定額が異なる場合があるからです。
1社だけに依頼すると、査定額が他社より安くなっていても、気づかずに安い価格で売却することになりかねません。
このときのポイントとしては、依頼する会社は多すぎても少なすぎてもいけないということです。
1~2社と少ない場合は相場の比較材料として足りません。
かといって10社近くもお願いすると、今度は情報が多すぎて迷ってしまうでしょう。
そのため、家の売却査定は3社~5社くらいにしておくと、各社が出した相場を比較しやすく、売却価格も決めやすいです。
ちなみに、全国空き家管理ナビでは、空き家管理や空き家の売却査定に関するご相談を受け付けている不動産管理会社を検索できます。
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空き家の売却査定のポイント②簡易査定と訪問査定

空き家の売却査定では、簡易査定と訪問査定の2種類があります。
この章では、それぞれの特徴についてご紹介します。

簡易査定

簡易査定とは、別名机上査定とも呼ばれ、その名のとおり、実際の物件は見ずに、物件情報や周辺相場から査定額を判定する査定方法になります。
簡易査定では、主に以下のデータから査定額を算出します。

●物件情報(所在地・築年数・間取りなど)
●似たような物件の取引事例
●公示価格


不動産会社にわざわざ出向かずとも、インターネットや電話、メールなどで簡単に査定依頼をすることができるため「まずは所有している空き家の相場観を知りたい」という場合に便利です。
また、複数社に簡易査定を同時に依頼することで、査定額の比較検討や、売却の仲介を依頼する不動産会社を選ぶ際にも便利な方法でしょう。
簡易査定の査定結果は、早くて当日中に連絡がくることもあります。
ただし、あくまで簡易的な査定となるため、正確性には欠けます。
所有している空き家の相場価格を簡単に把握することはできますが、家の傷み具合などの個別要因までは査定価格に反映されないためご注意ください。

訪問査定

一方で、訪問査定は、不動産会社の担当者に実際に物件を見てもらった上で査定額を判定するため、より正確な査定結果を知ることができます。
訪問査定では、文字や数字だけのデータでは見えないその物件特有のプラス要因やマイナス要因も含めて判定するため、より詳しい査定結果が欲しい方におすすめです。
とくに空き家を売却する場合は、自分では気づかない部分に思わぬ傷みや不具合が起きている可能性もありますので、それを踏まえたうえで判定をしてもらうことが大切です。
不動産会社の担当者が物件を確認する時間は数十分ほどですが、査定結果が出るまでには数日かかるでしょう。
そのため、まだ空き家を売却するか迷っている方や、大まかな売却価格だけを知りたい方には向いていない査定方法になります。
まずは、簡易査定で所有している空き家の相場を把握し、売却することが確定してから訪問査定を依頼すると良いでしょう。
ちなみに、不動産会社に売却査定を依頼した場合の査定料金は、簡易査定も訪問査定も原則無料です。
不動産会社ではなく不動産鑑定士に査定依頼をした場合は有料となりますので、ご注意ください。
不動産会社での売却査定が無料なのは、査定後に売主が不動産売買の仲介を依頼した場合、仲介手数料という報酬が発生するからです。
以上のことから、訪問査定をするときは「どの不動産会社に売買の仲介を依頼するか」も考慮したうえで、選ぶと良いでしょう。

空き家の売却査定のポイント③一戸建ての査定で見る箇所

一戸建ての場合、売却査定は家屋と土地のそれぞれをチェックします。

家屋の査定項目

家屋の訪問査定をおこなう際は、主に以下の3項目をチェックします。

●建材・柱や梁などの基礎部分
●屋根や外壁など外側の部分
●内装設備・間取りなど内側の部分


そして新築時の資産価値を基準に各部分の傷み具合がどの程度進んでいるかを確認し、現在の価値を判定します。
このときに、リフォームをして設備を古いものから新しいものへと変えている場合や、必要な修繕をおこなったことが確認できた場合は、本来の現状の価値より良い査定額となることが多いです。
たとえば、空き家の場合は、風通しや通水・掃除を定期的におこなっていれば、家屋の傷みを最小限に抑えることができ、査定価格がアップしやすいでしょう。
反対に、空き家を放置していると老朽化が早く進んでしまうため、売却を検討中の方は管理に気を付けましょう。

土地の査定項目

土地の場合は、家屋と違って経年劣化する箇所がないため、広さや住環境などの立地を基準に売却査定がおこなわれます。
たとえば、以下の項目をチェックします。

●敷地面積
●駅やバス停など最寄りの公共交通機関までの所要時間
●周辺にある商業施設や公共施設の有無
●空き家の目の前を通る道路の幅


敷地面積は単純に広いかどうかだけではなく、土地の形も査定額に影響します。
たとえば、正方形の土地は査定額が上がりやすいですが、途中で折れ曲がったような土地や旗竿のような形をした土地は査定額が下がりやすいです。
また、駅から近い場所は査定額が上がりやすいですが、反対に駅から離れた場所は査定額が下がりやすいです。
周辺施設の充実度や、道路の幅が広いかどうかも査定額を左右します。
とはいえ、これら立地については、個人ではどうすることもできないため、少しでも査定額を良くするためには、家屋や庭を清潔に保つことが大切です。
そして最終的に、家屋・土地それぞれの評価額の合計と、その地域で似たような条件の物件の需要がどのくらいあるのかを加味した金額が査定結果となります。

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まとめ

今回は、空き家の売却を検討中の方に向けて、売却査定のポイントを解説いたしました。
売却査定は、複数の不動産会社に依頼して比較検討すると良いでしょう。
査定依頼をする際は、簡易査定で大まかな査定額を確認し、売却することが確定してから訪問査定を依頼することをおすすめします。
空き家の売却査定額を上げるポイントは、定期的に管理し、家屋と庭を清潔に保つことです。
ぜひこの記事を参考に、空き家の売却をご検討ください。
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