空き家を活用して週末農家はいかがですか?魅力的な事例をご紹介!

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空き家を活用して週末農家はいかがですか?魅力的な事例をご紹介!

空き家を活用したいけれど、どのように活用すれば良いか迷っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
とくに田舎にある畑付きの空き家は、売却しようと思ってもなかなか買い手がつきにくい現状にあります。
そこで今回は、畑付きの空き家の活用方法の1つとして「週末農家」がおすすめの理由や魅力的な事例、始める方法をご紹介します。
ぜひ、参考にご覧ください。

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空き家活用に週末農家がおすすめの理由とは?

中山間部の過疎地域にある空き家は、住むには不便で売却するのもむずかしいでしょう。
そのうえ、空き家を維持するための固定資産税や管理費ばかりがかかってしまい、困っている方も少なくありません。
しかし、のどかで景色がきれいな田舎の古民家を解体して手放すのはもったいないですよね。
そこでおすすめしたいのが、空き家を活用した「週末農家」の暮らしです。

おすすめの理由①都市と地方がつながる

空き家だけでなく耕作放棄地も年々増加する日本では、若い世代が働くために田舎から都会へ転出することが多く、過疎化が深刻な問題になっています。
とくに田舎の古民家は空き家が増えており、農家も後継者不足に悩んでいます。
そこで、過疎化を防ぐための空き家対策として今注目を集めているのがロシアの「ダーチャ」の仕組みです。
ダーチャとは菜園付きの別荘のことをいい、ロシアではごく一般的に普及しています。
実際に首都モスクワでは住民の3分の1がダーチャを持っており、週末や夏休みには家族で家庭菜園をしながら過ごしています。
過疎化が深刻な地域をダーチャ村として都市部の家庭に貸し出せば、都市住民と地方住民がつながるきっかけにもなりますね。
コロナ禍以降は、リモートワークが増えたことをきっかけにローカルシフトや都市と田舎の二拠点生活が注目を集めているため、需要も見込めるでしょう。

おすすめの理由②自給自足ができる

近年は、物価の上昇で食料品を買うのも大変ですよね。
とくに、農作物は景気や天候の影響で値段が上下しやすいです。
そこで、空き家を活用して週末農家暮らしをすれば自給自足が実現でき、家計における食料費を抑えることができます。
実際に、ロシアのダーチャの取り組みも食料自給率の向上に役立っています。

おすすめの理由③副業になる

空き家を活用して週末農家をおこなえば、育てた野菜をオンラインショップで売るなど、副業にもなります。
また、子どもと一緒に家庭菜園をおこなえば、食育にもなりますね。
自然豊かな場所でおこなう農作業は、日頃のデスクワークで疲れた身体をリフレッシュさせる効果もあるでしょう。

空き家を活用した週末農家の事例とは?

具体的に、空き家を活用した週末農家の暮らしとはどんなものか気になるところでしょう。
実際に、空き家を活用して週末農家をおこなっている方々の事例を3つご紹介します。

事例①福知山市大呂で週末農家

まず初めにご紹介するのは、京都市から福知山市への転勤をきっかけに空き家で週末農家を始めたサラリーマンの事例です。
京都府福知山市は、明智光秀が築いた城下町として知られ、市街地から少し離れた場所は自然豊かな山が広がる地域です。
福知山市の空き家バンク制度に登録して購入した空き家は、福知山市大呂にある大正時代に建てられた趣のある古民家です。
その古民家に住みながら平日はサラリーマンとして市街地で働き、週末は畑で農作業をおこなってさまざまな野菜を育てています。
近隣の方に協力を得ながら一から農業を始めたことで近隣住民との仲も深まり、お互いに育った野菜を交換することもあるそう。
このように、空き家に移住して週末農家をすることで、地域住民との交流も深まるのは一石二鳥ですね。

事例②千葉県の農村で二拠点生活

続いてご紹介する事例は、週末は千葉の農村にある空き家をDIYしながら田舎暮らしの様子を動画配信している方々の事例です。
コロナ禍以降にテレワークが普及したのをきっかけに、千葉県にある農家の空き家を購入し、二拠点生活を開始。
古民家をDIYする様子や週末に農作業する様子を動画で配信しています。
たとえば、動画では空き家の裏山を整備する様子や畑の様子が撮影されています。
広い畑ではオリーブやブルーベリー、柿などが栽培されており、山を登るときれいな景色が広がり、眺めも最高です。
このように、自然豊かな場所で週末に農業をしたり、DIYをしたりするのは楽しそうですね。
またその様子を動画配信することで、広告収入や宣伝効果が得られる可能性があり、週末農家以外にも空き家ビジネスの幅が広がりそうです。

事例③空き家付きの山林で週末農家

最後にご紹介するのは、空き家付きの山林を購入し、週末農家をおこなっているご夫婦の事例です。
ご夫婦は、アウトドアにはまったのをきっかけに築43年の空き家と山林を100万円という破格の値段で購入。
空き家はセルフリノベーションをしながら、畑で家庭菜園をしたり、自然豊かな山でキャンプを楽しんだりしています。
このように、セルフリノベーションと家庭菜園の体験を楽しみながら、週末に自然豊かな山で過ごすのはストレス発散になりそうですね。

空き家を活用して週末農家を始める方法とは?

空き家を活用して週末農家をおこなう魅力がわかったところで、どのように始めたら良いのか気になるところでしょう。
空き家を活用した週末農家の始め方は以下のとおりです。

ステップ①空き家バンクの利用

これから空き家を購入して週末農家を始めたい方については、まずは自治体の空き家バンクで畑付きの空き家を探しましょう。
空き家バンクで「農地付き空き家」と検索すると、家庭菜園ができる空き家を探すことができます。
近年は農家の高齢化に伴い農地付き空き家も増えているため、物件によっては納屋や農機具付きの空き家を購入することもできますよ。


関連記事:農地付き空き家が人気?特徴とメリットをご紹介!

ステップ②体験農業に参加

初めて農業をおこなう方は、週末農家といっても何から始めたら良いのか、最初はわからないことばかりですよね。
そこで、おすすめなのが地域の体験農業です。
近隣で農家をおこなっている方々や農協などに相談をして、体験農業に参加してみましょう。
また、近隣の農家や農業組合に教えを乞うことで近隣住民との交流も深まります。

ステップ③育てる作物を決める

週末農家では、何を育てるかも重要です。
週末しか農作業できないとなると、なるべく手がかからなくて育てやすい作物から始めたいですよね。
週末農家におすすめの農作物は以下の3つです。

●サツマイモ
●トマト
●ナス


サツマイモやニンジンなどの根菜類は土の中で育つため、葉物野菜と比べて枯れるリスクが少なく初心者向きの農作物です。
とくにサツマイモは、肥料が少なく済むため手間がかからず育てやすいですよ。
また、トマトも水やりの回数が少なくても育つ野菜のため、週末農家におすすめです。
ただし、梅雨の時期は枯れやすいため気を付けましょう。
ナスは暑さや直射日光、雨に強い農作物のため育てやすく、初心者におすすめの農作物です。
上記3つの農作物は、料理にも使いやすく栄養たっぷりで人気の野菜のため、楽しく育てることができそうですね。

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まとめ

今回は、畑付きの空き家の活用方法の1つとして「週末農家」がおすすめの理由や魅力的な事例、始める方法をご紹介しました。
空き家を活用して週末農家をおこなうと、田舎に住む地域住民と交流ができたり、自給自足や副業になったりなどメリットがたくさんあります。
実際に、地域住民の協力のもと週末農家で農作業を楽しむ様子をYouTube動画やブログなどで見ることができますよ。
ぜひ、この記事を参考に空き家活用をご検討ください。
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