0円の物件もあります!激安空き家物件の購入方法とは?

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0円の物件もあります!激安空き家物件の購入方法とは?

空き家はそれぞれの物件によって築年数などの条件が大きく異なるため、その価格にも大きな幅があります。
数百万円する空き家ももちろんありますが、空き家の激安物件を探すと100万円程度のものから、条件によっては0円や100円という破格の物件も見つけることができます。
激安物件には安いなりの理由がある場合が多く、注意を要するところではありますが、購入目的によっては思わぬ掘り出し物に出会えることもあります。
そこで今回の記事では、空き家の激安物件について、その購入方法や情報サイト、さらに激安物件購入の注意点についてご紹介いたします。

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激安空き家物件はどうやって購入する?競売・公売や空き家バンクをチェック

はじめに、空き家を激安で購入する方法についてご紹介いたしましょう。
激安の不動産物件というと事故物件と思われがちですが、こちらでご紹介する方法では事故物件ではない空き家を激安価格で見つけることができます。
まずご紹介するのは、競売や公売を利用して空き家を探す方法です。
競売も公売も、支払えなかった金銭の肩代わりとして、強制的に売却される物件を扱っています。
それぞれの違いは、競売は借金が返済できない場合に裁判所の管理の下、財産を売却することであるのに対し、公売は税金を滞納した場合に国や自治体の管理の下、財産を売却することを指します。
双方ともオークションの体裁をとり、購入希望者が提示した金額により物件価格が変動しますので必ずしも激安価格になるとは限りませんが、通常の不動産市場に出回る物件に比べて安めの価格帯で物件を購入できる傾向にあります。
競売物件を探す際にはNTTデータが運営する「不動産競売物件情報サイト」で、公売物件を探す際には国税庁が運営する「公売サイト」で、それぞれ物件を検索することができます。
競売・公売物件を探すにあたっての注意点として、財産の一部分を売却する持ち分売りがあります。
たとえば、物件の名義が夫婦の共有となっている場合に、夫名義の部分のみが売りに出されている場合がこれにあたります。
この場合、夫の持ち分を落札したとしても、妻が自身の保有分に居住していれば、そこに住むことは難しいでしょう。
このような事態に陥ってしまいますと、物件を実際に使用するためには残りの持ち分を購入することになりますが、価格が高くなる、または売却してもらえない可能性もあります。
そのような場合には法律の専門家に相談することになりますので、手軽に激安物件を手に入れたい方は持ち分売りの物件には手を出さない方がよいでしょう。
また、空き家バンクも激安の空き家物件を探す際の選択肢の一つです。
空き家バンクは全国各地の地方自治体が、空き家の利活用推進と地域の活性化を目的として運営しています。
空き家バンクは営利目的で空き家売買をおこなっているわけではありませんので、物件価格が安く設定されていることも多く、また直接交渉での契約となれば仲介手数料も発生しません。
自治体の助成金や補助金が利用できる場合には、さらに空き家を安く購入することも可能です。
空き家バンクで物件を探す際には、各自治体が運営する空き家バンクや全国版空き家バンク、または一般社団法人移住・交流推進機構が運営する空き家バンク情報サイト「JOIN」で検索できます。

激安の空き家物件を手に入れるなら!激安物件を扱う情報サイトをご紹介

ここからは、激安の空き家物件を探すための情報サイトをいくつかご紹介いたしましょう。
はじめにご紹介するのは、空き家を売り手と買い手が直接取引するマーケットサイト、「家いちば」です。
大きな特徴は、従来の不動産取引とは異なり、仲介会社を介さずに売り手と買い手とが直接売買交渉をおこなう点です。
交渉が成立して契約する段階で宅地建物取引士が入り、契約をまとめますが、この際の手数料も通常の半額となっています。
激安物件限定ではないため様々な価格の物件を取り扱っていますが、値段が決まっておらず、交渉次第の物件や激安物件も掲載されていますので、チェックしてみるとよいでしょう。
次にご紹介するのは、空き家の100均サイト「空き家ゲートウェイ」です。
こちらのサイトは、空き家の所有者が手放したいが売却が難しい物件に100円または100万円の価格をつけ、物件の購入希望者を探すマッチングサイトです。
物件の掲載後30日間の入札期間で購入希望者を募り、空き家の所有者による購入候補者の選定を経て、空き家所有者と購入希望者との直接交渉にて商談をまとめる形となります。
競争率が高い場合が多いため、必ずしも気に入った物件を購入できるとは限りませんが、取り扱っているすべての物件の価格が100円または100万円となっていますので、激安物件をお探しの方は定期的に目を通してみることをおすすめします。
最後にご紹介するのは、無償譲渡物件を掲載する不動産マッチングサイト「みんなの0円物件」です。
不動産の除去費用が売却価格を上回ってしまうなどの理由で、不動産を無償譲渡したい所有者と安価に物件を活用したい購入希望者の橋渡しをしています。
物件の価格は0円ですので、不動産の取得にかかる登記費用や税金のみで空き家を手に入れることができます。

空き家が激安になる理由とは?利便性・築年数・事故物件など

最後に激安の空き家物件を購入するにあたっての注意点についてご紹介いたします。
格安で売りに出されている空き家には、安いなりの理由がある場合がほとんどですが、安いから買わないほうがよいというわけでもありません。
よい物件の条件は人によって様々ですし、安い理由が購入者にとって納得できるものであれば購入しても問題ないでしょう。
自分にとってよい物件を格安で手に入れるためにも、激安物件の価格の理由について知っておきましょう。
空き家の価格が安くなる理由として、交通アクセスがよくないことが考えられます。
駅やバス停から離れていれば、毎日通勤通学する方にとってはやはり不便なものです。
一方で、日常的に車での移動に慣れている方や、在宅勤務の方にとってはそれほど苦にならない要素かもしれません。
また、築年数が古い空き家も価格が大幅に下がる傾向があります。
実用性の面から考えると、建物の構造ごとの耐用年数がその物件に住めるか否かの目安となります。
財務省による住宅構造ごとの耐用年数は、木造住宅であれば22年、鉄筋コンクリート造の住宅では47年とされています。
事件や事故が発生したいわゆる事故物件も、空き家が激安となる理由の一つです。
事故物件には告知義務がありますが、事件や事故の後に別の入居者が入れば、この義務は消滅しますし、義務が発生する具体的な期間が法的に定められているわけではありません。
事故物件が気になる方は、気になる激安物件に出会ったらインターネット上の事故物件情報サイトで調べてみるとよいでしょう。
これらの条件に当てはまらない激安物件であれば、税金の滞納や借金返済の不履行などにより差し押さえられた物件かもしれません。
このような物件の場合は、買い手がつかなければ借金や税金を回収できませんので、相場より安めの売却価格となる場合が多いのです。
差し押さえ物件を調べるには、法務局で登記簿謄本の交付を申請し、「登記の目的」や「権利者その他の事項」欄を確認すれば、物件の現在の状態を確認できます。

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まとめ

激安の空き家物件情報は、インターネットを使えば手軽に検索することができます。
安価に物件を活用したい方は、今回ご紹介した物件の探し方や注意点を参考に、ご自身が納得できる条件の激安物件を探してみてください。
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