空き家を空き巣から守る!狙われやすい物件の特徴や対策をチェックしよう!

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空き家の管理方法
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空き家に侵入する空き巣


空き家を放置したままにしておくと不法侵入されやすく、空き巣にも狙われやすくなります。

家財道具が盗まれたり、室内が荒らされたりしてから後悔しても手遅れです!

空き巣のついでに大きな事件でも起こされれば、不動産の価値は一気に下がり、空き家活用どころではなくなるかもしれません。

今夏は、空き家の空き巣対策をご紹介します。

空き家所有者は、後の祭りにならないようにぜひチェックしておきましょう!




▼空き巣に狙われやすい空き家の特徴


空き巣に狙われやすい空き家は、家の管理不足が対外的に露呈していて出入り口を開けやすく入りやすい状態です。


郵便物がたくさんポストに詰まっていたり、庭木が生い茂っていたりすれば「この家は留守です」と、住宅に人の出入りがないことを自らアピールしてしまっているようなものなんです!

外構に高い塀がめぐらされていると、行動が人目につきにくくターゲットにされやすくなるでしょう。

玄関や窓の鍵が一つだけで、簡単に開けられるような鍵であれば、侵入までに時間がかからないので餌食になりやすいです。

開口部付近に足場となるモノがあればより侵入しやすいので、空き巣にとっては好条件のターゲットになってしまいます。

上記に当てはまるケースが多いほど、侵入されやすい家といえます。

 

また、「私が所有している空き家は、塀も低いし鍵もしっかりかけてるから大丈夫!」という場合でも、油断してはいけません。

空き巣は侵入のプロなので、一度ターゲットにすると、あらゆる手口を使って侵入します。

まずは所有の空き家の状態をチェックして、問題が見つかれば改善策を行っていきましょう!

空き巣に侵入されるような家は、さらに大きな犯罪に利用される可能性も秘めています!

特殊犯罪や監禁など、犯行後に家の価値を下げかねないトラブルは未然に防いでおきたいですね。




▼空き巣による空き家のマーキングとは?


空き巣は空き家と分かるとマーキングをして、犯罪のタイミングを狙ってきます。

マーキングとは、住宅に関する情報を暗号のように家のどこかに記す行為です。

組織的に利用されることもありますし、同業者において暗黙の了解になっているケースもあります。

住宅のどこかに見慣れない記号が記入されていれば、狙われている可能性が高いので、防犯を強化するようにしてくださいね。

下記は、主なマーキング場所です。

 

・ポストの下側

・表札

・玄関ドアの上下

・ガスや水道のメーター

・玄関周辺の壁

 

また、空き巣は人の出入りがある空き家をターゲットにすると、ローマ字や数字でその空き家に出入りする人の性別や家族構成、だいたいの年代などの情報を書き込んでいたりします。

覚えのない記号などを発見したら防犯のためにもマーキングを消すように心がけましょう!

実際に見つかった場合は、念のため警察に連絡しておくと、見回りを強化してくれるかもしれません。




▼空き家の空き巣対策となるホームセキュリティのメリット


空き家の空き巣対策にホームセキュリティの導入があり、プロに任せて手軽に防犯対策できるのがメリットです。

主な対策は、扉や窓などの開口部にセンサーを設置するもので、異常を感知したら現場へと駆けつけてくれます。

感知したセンサーはブザーがなって侵入者を威嚇する仕組みになっているので、防犯効果は高いといえるでしょう。

 

費用はプランによりますが、月額3,000円~8,000円、初期費用0円~40万円と幅広いです。

防犯機器やその取り付け工事があるので、プランによっては初期費用が高額となる場合もあります。

近年は、増加する空き家問題から、ホームセキュリティと併せて住宅管理も依頼できるプランも増えているようですよ。




▼自身でする空き家の空き巣対策


自身で空き巣対策をする場合は、狙われやすい家の反対の状態をつくりだせばよいでしょう。

定期的に郵便物の確認をして庭の手入れをするだけでも、きちんと管理がされている=人の目があると認識されやすく、空き巣に狙われにくくなります。

 

また、施錠を徹底することはもちろん、開口部を簡単に開けられないよう、鍵を二重にしたり交換したりするのもおすすめです。

侵入の足場となりそうなモノは撤去し、目隠しとなるような外構も失くしてしまうとより効果的ですよ!

そして、空き家管理に立ち寄ったついでにマーキングがされていないかもチェックしましょう!

 

しかし、自宅と空き家に距離があったり、忙しかったりすると足を運ぶことが困難です。

空き家の管理をどうしようと悩んでいる間にも、空き巣の被害にあうかもしれません。

自身で管理できない場合は思い切ってプロに任せ、空き家への悩みを一つ解消するとよいでしょう。




▼まとめ


空き家の空き巣対策は、狙われやすさを所有者が理解しているかがカギともいえます。

問題となるポイントを把握していれば対策を講じやすく、防犯意識も高まります。

 

そして自分で管理できないのであれば、専門家に任せれば安心です。

プロへの依頼には費用がかかりますが、放置して不動産価値をなくしたり空き巣に入られたりするより、ずっと生産性があるでしょう。

空き巣犯の手から大切な資産を守るために、情報を収集して対策を考え、実行に移してくださいね。

 

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