空き家の換気はなぜ必要なのか?ポイントを押さえてカビ抑制!

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空き家の管理方法
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換気中の空き家


空き家の換気は、建物のメンテナンスに欠かせない維持管理方法です。

利用していない家が勝手に劣化していくなんて、信じられない方もいるかもしれませんが、放置したままの建物はどんどん傷んでいきます。

今回は、空き家が劣化しやすい要因の一つである「換気」についてご紹介します。現在空き家を所有の方は、ぜひ参考にしてくださいね!




▼空き家に換気が必要な理由


空き家に換気が必要な理由は、風通しを良くしていれば建物の劣化を防ぐからです。

誰も住まなくなった家は風が通らないので、空気がよどみ、湿気やホコリが溜まります。

湿気やホコリが溜まっている環境はカビや害虫の温床となり、人への健康被害はもちろん、建物への甚大な被害要因となるんですよ!

特に湿気の多くなる季節は、事前に対策しておかないと、被害が予想以上に拡大しがちです。

 

また、築年数の古い空き家なら雨漏りの可能性もあり、加えて風通しのない環境となれば、カビの増殖は想像を絶するかもしれません。

建物の資産価値を守るためには、換気が重要であることをよく認識しておきましょう!




▼換気不足で発生するカビの空き家への影響


続いては、換気不足で空き家にカビが発生した場合の、建物に対する具体的な被害をみていきましょう。

 

空気が回らず家中に根を下ろしたカビは、柱や床、壁だけではなく、目の見えない建材へも浸食します。

そして木材の腐食やシロアリを発生させ、どんどん建物を蝕んでいきますよ。

特に建物を支える建材に被害が及んだ場合、耐久性が弱くなり、最悪の場合は倒壊の可能性もでてくるでしょう。

 

また物理的な被害だけでなく、胞子を大量に含んだ住宅環境は、シックハウス症候群に代表されるような喘息や皮膚炎などを引き起こすかもしれません。

空き家をうまく売却できても、目に見えない場所の管理不足によっては、瑕疵の責任を負うことになるかもしれません。

そして瑕疵への責任はもちろんですが、購入者の健康被害や万が一の倒壊による命の危険があれば、元所有者としては「心苦しい」で済む話ではないでしょう。

カビは小さいですが、増殖すればするほど被害は大きくなっていくので、建物にとっての風通しは人間の呼吸と同じく重要な役割をもつのです。




▼空き家を換気する際の注意点


空き家の換気にはいくつかの注意点があるので、特に長期間放置している建物については、ポイントを押さえた行動をとりましょう。

 

・ご近所さんに報告

いち早く通風をしたいかもしれませんが、まずは、近隣の方へ管理に訪れていることを知らせておきましょう。

誰も住んでいない家から物音が聞こえてくれば、不審者の侵入と勘違いされるかもしれません。

そのため、ご近所さんを驚かせることのないよう掃除の報告がてら挨拶を行い、併せて治安などの周辺状況や迷惑をかけていないかなどの最近の情報を確認させてもらいましょう。

信頼のおけるご近所さんであれば、緊急時の連絡先を渡しておくのもおすすめです。

 

・マスクとスリッパと軍手を用意

空気の動いていない家は、ホコリや虫の死骸が降り積もっている状態です。

汚れた空気を吸い込まないようマスクを装着し、足の裏や手が汚れないよう、スリッパと軍手も持参しましょう。

肌の弱い方は、できれば夏でも長袖長ズボンの方が皮膚を保護できるのでおすすめですよ。

 

・開口部だけでなく収納も開放する

家中の窓をすべて開け放ち、あらゆる場所に風が通るようにしましょう。

その際は、クローゼットや押し入れの戸、下駄箱やタンスの扉なども忘れずに開放します。

閉めきっている状態が多い収納スペースは、カビにとって絶好の隠れ場所になりやすいので、そうした箇所を作らないように工夫します。

空気が回りにくそうな場所がある場合は、扇風機で風を送るといいでしょう。




▼空き家を効率的に換気する方法


空き家を効率的に換気するには、風通しの方法にポイントがあります。

 

通風頻度を増やすことも大切ですが、忙しくてなかなか管理頻度を増やせない場合は、月1回・約1時間などの短時間で、できるだけ効率よく風を通しましょう。

まずは上記ポイントでも挙げたように、窓をすべて開け放ち、空気の通り道をたくさん設けます。

換気扇や24時間換気システムがあれば、作動させるとより効果的です。

 

そして室内の空気だけではなく、室外の空気を部屋中に循環させることを意識してくださいね。

家財の散乱は空気の循環を遮る可能性がありますので、先に家の中を整えておくことも必要です。

また、庭の草木が伸び放題で、背丈が高くなっている場合も風通しに時間がかかりますので、空き家管理の一部として庭の手入れもしておきましょう。




▼空き家へ換気に行く時間がない場合はどうする?


空き家の換気頻度は最低でも月1回は必要とはいえ、遠方に住んでいたりすれば、なかなか時間をとりにくいでしょう。

そんな場合は、専門業者に依頼しましょう!

空き家管理のプロにお任せすれば、換気をはじめとしたさまざまなメンテナンスを一括して代行してもらえます。

代行代金は業者によって異なりますが、遠方にお住まいであれば、もしかしたら往復の交通費より安く済むかもしれませんよ。

そこに掃除の手間を加えれば、むしろ依頼した方がお得感も生まれるでしょう。

空き家をお持ちの方は、ぜひ検討してみましょう。




▼まとめ


空き家を換気しないでカビが生えっぱなしの状態を放置してしまうと、資産価値をどんどん失っていきます。

空き家の管理や活用をお考えであれば、メンテナンスは欠かせません。

1回・1時間程度の空気の入れ替えで家を守れるので、ぜひ行動に移しましょう!

 

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